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英会話講師体験談

初めてのレッスン

糸の切れた凧

今でもハッキリと覚えています。事前に研修は受けていましたが、やはり「実戦」は「実戦」です。研修通りに行かないことの方が多いのです。舞い上がった私は、英会話講師採用後初のレッスンの核となるポイントを無視し続けました。

「質の高いレッスン」の条件はたくさんありますが、その一つに「教えるポイントを絞る」というものがあります。どのスクールでもこれは同じだと思いますが、レッスン後に、生徒さんが「今日はこれを学習した」と強く印象に残るようにしなければいけないのです。「あれも教えた、これも教えた」では、生徒さんは何を学習したのかを認識しにくくなり、「レッスンを受けた!」という満足度も低いものになってしまいます。

そういう意味では、私の初戦は見事「惨敗」に終わりました。過去形を教えるべき初心者の生徒さんに完了形を用いた会話をしてみたり、絶対に知らないようなイディオムで会話したりなど、「先生… 分からないよ…」と顔で訴える生徒さんを無視し続けたのです。

レッスン終了後、上司に「お前は糸の切れた凧だ!どこに飛んで行くかわからん!」と、こっぴどく怒られました。

あの時の生徒さん、今どうしてるかな〜?出来ればもう一度会ってみたいものです。


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